過労傾向にある現代社会を少しでも緩和するために、スパという癒しがあると考えます。時には休んだり、ペースを落としたりしても良いのだ、と自身に許可を得るための場所なのです。
人生、頑張りすぎていませんか。身体的には必要なことだと感じていますが、走り続けることは健康的とは言えません。体を安静に休めることは、体力を取り戻すことにつながります。そう、安静に休むことは、”薬”なのです。
私たちはしっかりと休めているのでしょうか。休もう、と思ったときに、十分に休めているのでしょうか。
多くの場合、答えは「ノー」です。なぜなら休み方がわからないからです。休息をとるとはどういうことなのか、誰かに教わるものなのです。
スパは、その教えを説く場所でもあります。お薬が売っていない薬局、といったほうがわかりやすいかもしれません。自身と向き合い、解放され、労える場所、心身ともにリラックスをし、癒される場所なのです。
セラピストはあなたを奥深くにいざないます。マッサージやトリートメントは、多忙な日常から目をそらすもの。心の底から気持ちが落ち着いたときに、あなたの治癒力を遮る物が軟化され、解放され、やっと自然に治す力が流れ出すのです。
リラクゼーションは健康体への鍵です。心身ともに健康のために必要なことはすべてあなたの体の内側にあるものなのです。悲しきかな私たちはそれでも日々の過労からその体内の治癒力を妨害してしまっているのです。
スパでは私たちが、その「障害物」を取り除き、体の内側から自然と健康に導くためのお手伝いをしています。
スパメニュー考案者、セラピストマスター: ライコウ・カリンコ氏より